都合よく解釈してみる。
「ゲームとは何だろう?」なんて質問は、言うだけ野暮で、 面白いなんて人それぞれだし、誰かのやってみようは誰かのめんどくさいだったりする。 関わる人が増えれば増えるほど、疑問はだんだんと濁って行く。 組織とは、非効率性を排除するためのものだ。 「ゲームとは何か?」は、言葉で答えられるたぐいの質問じゃない。 そもそも、言葉にならない場所で生まれて、感じるのがゲームだ。 ゲームとは何か? ゲームトハ何カ……… ? ………………! ………私とは何か? ひとりでゲームを作ることに効率性はない。全くない。 そのかわり妥協も、依存もない。 会議もない。言語化できない考えでも行動できる。 「ゲームとは何か?」という問いは回答者に独立していることを求める。 そうか、インディゲームってそういうことなのか。 都合よく解釈してみたところで、ゲームは一向に完成しないので、とりあえず手を動かす。